俳優祭に行ってきた
俳優祭とは耳慣れない方も多いと思います。
これは、歌舞伎・新派・新國劇の方々が、お客さまと接する祭典なんです。
僕の歌舞伎歴はもう10年なのに、始めての参加でした。
いつもと違って、歌舞伎座の横の売店で、お弁当を売っていない…困ったなぁと思いながら、歌舞伎座の中へ・・・入った瞬間から、ごった返しの大賑わい。

一体なんでこんなに賑わっているのかも解らず、いつもの様に、イヤホンガイドを借りに…するとそこでは、黄色いチケットだけを販売している。
何がなんだか解らないでいると、後ろに並んだ年配の女性から、「今日は、このチケットでしか買い物が出来ないの。出し物は解り安いから、イヤホンガイドも要らないの。」との説明があり納得。
そこでプログラムを見ると、昼休みになると、役者さん自身が販売員になって、色んなものを販売するとある。
「海老蔵がから揚げ&フライドポテト」の担当とあり、これは大変な混雑になるだろうと予測したら、案の定。

海老蔵の處では、写真を撮る人達が物凄く多く、買うことが出来ません。
隣では、お父さんの団十郎さんが、にぎり寿司を売っている。

病気が治って良かったなあと思いながら、禿げ頭をじっくり堪能。
よぉしとばかりに、全売店を巡った。

秀太郎さんと愛之助親子がドリンクを販売している。

松緑も大声で、ドリンク販売をしていた…実に似合っていた。

右近さんが、Tシャツの販売…この人の笑顔は、実に魅力的だ。

春猿さんがドリンク販売~似合わない。

勘太郎と七之助も、ドリンク販売~税金問題は、大丈夫!?

地下の三津五郎の處に着いた時には、既におでんは完売しており、ひたすらお詫びをしていた。

Tシャツ販売の仁左右衛門さんの売店は、海老蔵に次いで、賑わっていた。

やっと錦之助さんの處で、おにぎりを買ったら、「襲名記念カレンダー」を下さった。

僕は、弟がナカムラカツオと云う名前なので、小さい頃には、『錦ちゃん』とあだ名されていたことがあり、初代中村錦之助さんと幼い二代目の写真を、懐かしく見入ってしまった。
◎念の為・・・初代中村錦之助さんの弟は、中村嘉津雄(かつお)さんと云う俳優なんです。
そしておにぎりを食べてから、買い物に。

梅玉さんは、サインと隈取り(くまどり)を売っていた。
土蜘蛛などは、1枚20万円もしたのに、ビックリ。

中村橋之助君は、大変親しく写真を撮らせてくれた
~奥さんの三田寛子さんは、不在で残念。

笑也さんは1階で、かぶき手帖の販売~何故かしっくり合っている。

獅童に「おとうさん」と声を掛けられ、結局そこで、鰊の山椒漬けを買う羽目に~竹内結子との離婚問題は、進展してるの?
またこの公演では、日本俳優協会賞の授賞式も行われ、中村京蔵さんが表彰を受けた。

彼の名前は全く知らなかったが、司会者に促されて彼が言った一言で、解った!!
「勘定奉行に…お任せあれ!!」

残念乍ら、主演の阪東玉三郎さんだけは、出ていなかった。
彼が販売していたら、海老蔵同様大変な騒ぎになっていただろう。
そこで最後の出し物は、玉三郎主演の「白雪姫」。
童、動物、小鳥の着ぐるみを着ると云う、大変恥ずかしい格好を演ずるのは、先程販売員として紹介した、全て主役を張れる役者さんばかり。
殊に仁左右衛門さんがお猿の着ぐるみで、しかも頬に赤く○を描いていたのには、噴飯ものだった。
また『北千住観音』も、中国の「千手観音」を模して、良く出来て可笑しいものだった。
因みにヤフー・オークションで、この日のチケット代金を観ていたら、2万円の席が、5万円で売れていた。
それでも価値のあるものなのだと、行った後で理解出来た位、楽しい一時でした。









