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2007年04月19日

想い出の渚

4月15日(日)に、「グループ・サウンズの貴公子たち」と云うコンサートに行って来た。

出演グループは、『ヴィレッジ・シンガーズ』『パープル・シャドウ』《ワイルド・ワンズ》と云う、1966年から70年に掛けて、大活躍したグループだ。

第一番目に登場したのが、『ヴィレッジ・シンガーズ』だ。
近年「島谷ひとみ」が唄ってヒットした、「亜麻色の髪の乙女」が代表作のグループだ。

メインボーカルの清水さんが随分太って、頭が上がっているのに茶色に染めていて、随分変わった印象だった。

二番目が、『パープルシャドウ』。
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リードギターの今井久さんのギターは、相変わらず、素晴らしかった。
ヤッパリこのグループは、「小さなスナック」を聴かなければ話にならない。
特に彼らが目指したイギリスのグループ・シャドウズの「春がいっぱい・SPRING IS NEARLY HERE」は、本物以上に素晴らしかった。

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この春がいっぱいを、こちらのホームページで聴いてみて下さい(^-^)/
http://tutitles.hp.infoseek.co.jp/music/Favorite/46.htm


そして休憩の後、最後に《ワイルドワンズ》だ。
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彼らは一旦解散したが、1981年に再結成して、今に至っているグループなので、本当に仲が良い感じである。
先年、リーダーの加瀬さんが経営している銀座のケネディハウスに行き、彼らのライヴを実際に見たこともある。


扨今回の目的は、彼らの代表作である、「想い出の渚」を、同伴してくれたY君と一緒に聴くことだったのだ。
それは、Y君と僕とは同じ時に、この歌と全っく同じ思い出を持ったからだ。


高校3年生の夏休み、僕等4人は、新潟県柏崎市の椎谷にある、『華蔵院』と云うお寺で、一夏の合宿をさせて戴いた。
毎日予定を決めて、朝は掃除・勤行の後、朝食そして勉強。
昼飯後、海水浴。
帰って勉強の後、勤行して夕食。
そしてまた勉強してから就寝という日々を、過ごしていた。
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處が数日経った頃から、人気の無い寂しい海辺に、花が咲いたかの様に、女の子達が数人、来る様になった。
自然に挨拶する様になり、話をする様になり、毎日会うのが楽しみになり、いつしかすっかり親しくなっていった。
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そして遂に、カップルが誕生したのだ。
それが、Y君と僕だった。

Y君は、今では高名な弁護士になっているので、僕のことを話します。

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彼女は、英国人のお父さんと、日本人のお母さんとの間に産まれただけあって、歌詞にあるように、「長いまつげと大きな瞳」がとても印象的な人でした。
僕にとっては始めての恋であり、彼女は新潟、僕は長岡と云う遠距離だったことで、毎日の様に手紙を書いたり、父の帰りが遅いのを幸いに長電話をしたりと・・・勉強そっちのけの生活になりました。

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幸いなことに4人とも、翌年には無事大学に入学出来て、改めて華蔵院を訪れました。

この2度に亘る夏合宿のお陰で、僕等は「般若心経」を空んじて読経出来る様になりました。

そして今年、40年振りに華蔵院を訪ねてみようと、Y君と相談している。
あの時一緒だったK君とN君も一緒だと、どんなに嬉しいことだろう。

今週末の21日、長岡高校を卒業してから、41年目の同窓会が開催される。

2007年04月01日

櫻の木

鎌倉時代の僧・西行は、「願わくば、花の下(もと)にて春死なむ その如月の望月のころ」と詠んだ。

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東池袋の公園の櫻

これは旧暦で云うと現在の3月に当たり、望月即ち陰暦の十五夜〜満月のことで、そこから推測すると、3月20日になるのだそうだ。
そして現実にその日に亡くなったと、伝えられている。

扨僕が小学生だった頃、新潟県新発田市に住んでいたが、その自宅からは、加治川と云う世界一の櫻並木が、桃色の帯の様に見えたものだ。
その櫻並木の本数は10万本で、20kmの長きに亘っていたと云われている。

そこで今日は、様々な場所で咲いている桜を、お見せしたいと思います。

先ずは、その加治川の桜並木です。
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この写真は昨年、「私の加治川コンテスト」で準大賞した、高澤 昭司さんの作品「家族の花見」を、インターネットからお借りして来ました。

次は、僕の事務所がある要町の櫻です。
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要町通り、祥雲寺の櫻

そして一昨年撮ったものを、ご覧下さい。
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上は、市ヶ谷から飯田橋方面で、下は、九段から武道館に上がる處です。
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次の櫻の木は板橋区熊野町の公園にあって、赤と白の櫻の後ろに、ピンクの櫻が写っている、珍しい櫻です。
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そして同じく板橋は帝京大学横の、石神井川の金澤橋から観た櫻です。
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そして次は、個人の自宅の櫻です。

新目白通りと山手通りの交差点にある、有名なA君宅の櫻です。
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昨年遂に、家の下に根が入り込んで家を持ち上げ始め、やむなく枝を坊主にしてしまったので、今ではこの姿は観られません。

次に、鎌倉秀雄画伯が「丸山の櫻」と題して描くほど有名な、K君宅の櫻です。
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実際には、こんな感じです。
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こちらの櫻も、道路を隔てたお隣に迄伸びてしまい、2月には可成りの枝狩りをしたそうです。

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その枝を戴いて来て、部屋の中で、観桜会を開催しました。

そして3月30日に開館した、東京ミッドタウンを望む櫻です。
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これは、国立新美術館に行く途中から見返した姿です。

最後に・・・
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いつも事務所から池袋迄歩く途中の裏通りに、一本だけひっそりと咲いている櫻です。

今ではこの花の様に一隅を照らせる様に生き、西行の様に櫻の下で死ねたらと願う、今日この頃であります。