« 2007年01月 | メイン | 2007年03月 »

2007年02月04日

尊敬する先輩

昔から、節分明けが、本当の新年の開始だとする説があります。

その記念すべき新年の開始に当たり、小生が尊敬する先輩を、ご紹介致します。

武藤清次さんです。

武藤さんは以前、六本木で「アート・センター」と云うスタジオを経営しておられましたが、現在は原点であるカメラマンとして、活躍しておられます。

元々それ迄、一眼レフカメラを使っていた僕に、ライカの魅力を語り、ライカを買わせたのは、武藤さんだったのです。

また武藤さんは学生時代に、現在の天皇陛下にカメラの撮り方を講義されたり、昭和のスター達の殆どを写真に撮るなど、その歴史は実に輝かしいものでありますが、更に驚いたことに、未だに現役でモテモテな方です。

小生が目標・・・いや理想とするお歳の取り方をしておられる、先輩であります。

その武藤さんに、去年の暮れに、ライカの新型を身近に触れる機会を戴きました・・・2006年12月19日のブロクをご覧下さい。

20070204_1.jpg
その時の写真が、こちらです。

その武藤さんが2004年3月に、「立川談志を撮る」と云う写真展を開催されました。

この写真展は実にユニークで、全ての写真がモノクロで、しかも談志さんと武藤さんの人間関係から、談志さんの素っ裸な姿から、おしっこをしているものなど、そこには、赤裸々な談志さんの日常の表情がありました。

開催開始日には談志さん自らゲストで来られ、小話を沢山して下さいました。

その中から、面白かった話をご紹介しましょう。


「ゴルフの夢」

一人の男が、夢の中で見事なゴルフをして、ホールインワンを出したと自慢した。
するともう一人の男が、「俺は昨夜、5〜6人の美女に囲まれて、モテモテで楽しい一夜を過ごした夢を見た。」と自慢したところ、ゴルフの夢を見た男が「どうしてオレを呼んでくれなかった!!」と怒った。
そしたら、そのモテタ男は「だってお前は、ゴルフに行っていて、連絡が取れなかったじゃないか!!」

「代議士と乞食」

一人の代議士が通りかかると、コジキから声をかけられた。
「お金を恵んでください。」すると頼まれたその代議士は「金を恵んでやってもいいが、そんな生き方をしていると、いつまで経っても、今の生活から抜け出せないぞ!!」と説教して、「自分も昔は、あんたのように困っていた時代もあったが、生き方を変えて頑張ったお陰で、今はこうやって代議士をしているんだ!!」といったら、そのコジキが「昔は、俺も代議士をしていた!!」


「象の鼻」

象が、大人の男の裸を観て一言。
「よくあんな小さいので、息が出来るなぁ!?」


20070204_2.jpg

こんな小話をした後に、「俺が死んだ時にも、武藤に撮ってくれと言ってある・・・俺のデスマスクを撮るのは、武藤の仕事だ。」と言ったのが、とても印象的だった。