美しい日本語
先月の会合で行ったお店の女将さんから、お礼のお手紙を戴いた。

「春・・・よ 来い
先日ハ貴重なるお時間 小店ニ
ご来店賜り ありがとうございました
不行き届きの数々 どうぞ
ご海容下さいますよう
残寒かえって厳しき折 切ニ切ニ
ご自愛下さいまして 益々の
ご活躍 祈念申し上げます
梅見月佳き日 かしこ 」
このお手紙の中で、「ご海容」と云う言葉は、始めてだった。
思わず、辞書を引いてしまった。
海が広く物を容れる意。
寛大の心を以て、人の罪過をゆるすこと。 とあった。
そして「残寒」も、余り聞かない言葉だ。
結びに、「梅見月佳き日」とある。
これは、昔の人がその文面や言葉に惚れて、手紙や和歌の交換をしている内に、
その人に逢いたいと思う気持ちになっていくと云うことが、とても良く理解出来るお便りだった。
小柄で、着物姿がキリリとした女将さんに、また逢いたくなった!!