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2006年02月26日

Chance とChange

Jacasse高岡店に行って来た。

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月次会議を兼ねて、二日間で延べ8名の人達とのヒアリングをして来た。

みんなそれぞれ悩みがあり、少しでも良い方に変えて行きたいと、真剣に考えていてとても頼もしかった。


確かに志はあっても、自分自身を変えることは、難しい。

しかし・・・『過去の自分と他人は変えられないが、自分次第で自分の未来は変えられる。』と云う言葉は、実に真実を捉えている名言だと思う。

だけど中々切っ掛けが掴めない。

そこで、Chance とChangeだ。

Changeする為には、Chanceが必要になる。

だからChangeには、Chance にはない、TimeのTが入っている。

英語の大文字で書くとハッキリするが、CHANCEのの後ろから二番目のCの字に、Tの文字が入ると、CHANGEになる。

変わる為には、切っ掛けと、好機が必要なのだと云う、示唆なのだと思った。

一人一人の自覚からの変化で、集団が大きく変わっていくことを確認出来たら、とても嬉しいことだ。


閑話休題

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英語で、「この部屋貸します。」は、「To let」と書く。

そこに「I 」が入ると、「Toilet」になる。

同じ様に文字が入っても、とんでもない言葉になることもある。

お粗末様でした。

2006年02月24日

☆荒川静香とイナバウアー

荒川静香が、フィギャーで金メダルを取った。

その時に、使った技の中に、イナバウアーと云うものがある。

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この技は、西ドイツの選手で INA BAUER (1958,1959年世界選手権4位)が初めてやった技なので、その名前から付けられた。

どう云う訳か、イナバウアーには、得点が加算されない。

なのにどうして、彼女はこの技を実行するのだろうか。

それが、優勝のインタビューで解った。

僕もフィギュアスケートを滑るので解るが、滑っている時は以外にも、スケートのエッジの音がするものだ。

しかしイナバウアーの時だけは、エッジの音がしない無音状態になるので、観客の声援がハッキリ聞こえるのだそうだ。

その声援を聴いて、自分自身へのパワーとして吸収する為に、敢えて行っているとのこと。

緊張の中にありながら、自分自身に自信がないと出来ないことだと、感心してしまった。

そして回転だが、これは3秒間続けないと、得点には成らない。

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あのスピード感の中で、優雅さを加味した演技の中で、どうやって正確に3秒を計っているのだろうか。

彼女は、「one icecream. two icecream. three icecream」と数えているのだそうだ。

試してみて、僕でも出来た。

10秒でもやってみたが、ピッタリだった。

プロの技を、チョット真似できた嬉しさがあった。


★写真は、2月24日(金)の北日本新聞より

2006年02月22日

☆カドゥケウスの杖

今日の産経新聞に、次の写真が載っていた。

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世界の航空機器の販売の為のショウが始まったとの記事だった。

このへりコプターの前部分にこの絵が描いてある意味は解らないが、
図らずも今年お配りした当社のカレンダーの裏には、この杖を持った猛雷音を配してあります。

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これは当社の便箋等に使用しているものです。


◆賢者の石とツォハル

 錬金術の寓意画には、必ずヘルメスが登場し、その手には“カドゥケウスの杖”が握られている。
カドゥケウスの杖とは、長い剣に蛇が2匹、左右に絡みついたもので、錬金術の過程を象徴的に表したものであるとされる。

『カドゥケウスの杖』

 カドゥケウスの杖は生命の樹であり、その過程で最終的に醸成される賢者の石は人間の神的な部分であるヌース=叡智を示している。


以上◆からの部分は、
http://www.fitweb.or.jp/~entity/shinpi/kenzyanoishi.html
より引用しました。

  更に小生が調べた処によりますと、杖の意味する処は、人類は爬虫類から進化したものであると云うこと。
しかも、日本の神社のしめ縄に通じる螺旋のエネルギーは、生命の原動力であり、永遠の命を願ってのことであること。
高じて、平和・健康・繁栄を願う杖になったと云うものです。

尚カレンダーご希望の方は、未だ若干ありますので、お申し込み下さい。

morion@oak.ocn.ne.jp へ、

お名前・電話・住所・・・このブログをどうしてお知りになったかを書いて、お申し込み下さい。

2006年02月21日

☆オリンピックのへぇ〜!?

只今、トリノ・オリンピックで賑やかですが、駅伝等で使われる「アンカー」は、一番最後に走る人のことを指す。

アンカーを辞書で引くと、「錨・頼みの綱・最終走者」等とある。

アンカーマンと云うのは、キャスター等が最後に出て来て、意見のまとめ役のことだ。


今回その語源が解って、納得した。

ギリシャ時代のオリンピックには、「綱引き」が正式種目として現存していた。

その綱引きの一番後ろにいる人を、最終の重り・・・つまり動かず固定すると云う意味で、錨から取って、アンカーと言ったのが、語源なのだそうだ。


日本の選手達は、それぞれに活躍しているが、メダルを未だ、一つも取っていない。

観ていると、技術力には殆ど差がない・・・と云うことは、精神力即ち、平常心を如何に保てるかと云う能力が、非常に大切なのだと感じられる。

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先輩から貰った、「心の平和」と云う格言が、想い出された。

2006年02月20日

☆トランプのへぇ〜!?

トランプにはマークが4つあるが、これは季節を表していると云う。
ハートが春、ダイヤが夏、クラブが秋で、スペードが冬だ。
各マーク毎に13枚ずつあるが、これは各季節が、13週ずつ91日あると云うことだ。

13週×7日×マーク4つを計算すると、364日になる。
これでは一年にならないので、ジョーカーが2枚入っている。
一枚は、毎年分。 
そしてもう一枚は、閏年用だ。
古代からカードは、占いの道具として使われて来ている。
それがゲーム化した典型的なものが、トランプだ。

そこで、変わり種トランプをご覧下さい。

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数年前のバレンタインデーに、ガールフレンドから貰ったもので、使わずに大事に取っておいた品です。

2006年02月19日

☆エピフォン


「エピフォン・カジノ」と云うギターは、ジョン・レノンが映画「Let it be.」の中で使って有名になった。

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僕が持っているこの写真のギターが、ジョン・レノンが使っていた「エピフォン・カジノ」そのものだ。

元々は、色が付いていたものを、ジョンが自分でサンド・ペーパーを使って色を落として、気に入るように仕上げたと聞いている。

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このギターは、今年の誕生日に、ホキ徳田さんから戴いたものだ。

以前書いた様に、1月31日でホキちゃんが経営していた「ボストン・カフェ」を一旦閉じたので、使っていたギターを、小生の誕生日兼閉店記念で、下さったものだ。

両方見比べて貰えば解るが、殆ど同じ形をしている。

念願のギターが手に入り、しかもホキちゃんからプレゼントされたと云うことで、

格別の想いが籠もったものになって、とても嬉しい。


因みに以前、洋子さんからジョン・レノンのイベントの時に借りた時、このギターに掛けた保険金額は、2億円だった。

2006年02月18日

☆ジョン・レノンミュージアムについて

小野洋子さんと、ジョン・レノンのミュージアム建設の契約をしたのは、1991年7月17日のことだ。

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洋子さんがサインしている処。


地域は、日本国内に限定されていた。

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僕がサインしている処。


この時同時に、ジョンが描いた絵画のリトグラフ販売の権利も取得した。

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契約締結後の堅い握手。


これから、このミュージアムについて、追々書いていきたいと思います。

今日は洋子さんの誕生日なので、書き始めの日にしました。

2006年02月13日

表参道ヒルズに行って来ました!!

11日(土)の開店だと云うことでしたが、月曜日でもありますし、空いているだろうと予想して行きましたが、見事に外れました。

地上3階・地下3階と云う構造で、全ての階が回廊になっていて、階段を使わなくても、ぐるぐる回って歩ける様になっています。

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昨日は余りの混雑に、全ての階の歩く方向を一方通行にしており、一部のお店では、入場制限がされる程の混雑振りでした。

古い建物の同潤館も一部残されており、その中は主に、画廊になっております。
    
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これは内部を、両サイドから観た処です。

一軒当たりの面積が狭い店が多く、果たしてやっていけるか、少し心配になりました。


その中でも、安価な店と、ステーショナリーのお店だけは、人が沢山入ってました。

それと、チョコレートのお店。

さぁ明日は、年に一度のバレンタインデーだ。

友人達が経営する会社「オアカック」のチョコレートが、沢山売れると良いんだが・・・・。

http://www.oacac.jp/

2006年02月11日

池袋の街を歩いていて、見付けた!!

写真をご覧下さい。

正面から見ると、女の人の象だけれど、角度を替えると、後ろの凹面鏡に反射して、見える景色がまるで変わってしまう。

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次の写真は未だ解るが、最後の写真になると、どこまでが実像で、どこからが鏡に写っているのか解らなくなる。

2.JPG
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フォークマンを耳にしたまま歩いている人を、時々観る。

一切の音を遮断するよりも、風の音や季節の香を感じながら、ゆったりと歩いてみてはどうだろう。

50歳を過ぎる頃から、車に乗ることを止め、自転車も少なくして、出来るだけ歩く様にしてみて、今迄解らなかった、移り変わる季節を肌で感じる様になった。

皆さんも、試してみては如何ですか!? 

2006年02月10日

美しい日本語

先月の会合で行ったお店の女将さんから、お礼のお手紙を戴いた。

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「春・・・よ 来い
    先日ハ貴重なるお時間 小店ニ
ご来店賜り ありがとうございました
不行き届きの数々 どうぞ
ご海容下さいますよう
残寒かえって厳しき折 切ニ切ニ
ご自愛下さいまして 益々の
ご活躍 祈念申し上げます
梅見月佳き日     かしこ  」

このお手紙の中で、「ご海容」と云う言葉は、始めてだった。
思わず、辞書を引いてしまった。
海が広く物を容れる意。
寛大の心を以て、人の罪過をゆるすこと。 とあった。

そして「残寒」も、余り聞かない言葉だ。

結びに、「梅見月佳き日」とある。

これは、昔の人がその文面や言葉に惚れて、手紙や和歌の交換をしている内に、
その人に逢いたいと思う気持ちになっていくと云うことが、とても良く理解出来るお便りだった。

小柄で、着物姿がキリリとした女将さんに、また逢いたくなった!!

2006年02月09日

秋篠宮殿下御夫妻

2000年11月28日(火)サンシャインで、全国水族館の会議があった時に、秋篠宮殿下御夫妻が、ご来臨された。

当時の当社では、人材派遣の仕事をしていたので、そのパーティー会場の司会を始め、取り仕切りを任されていたので、お目に掛かることが出来た。

その時のスピーチをしておられるのが、この写真だ。

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お二人とも気さくに皆さんに声を掛けておられ、談笑する姿は、どうして皇族と云われる方々は、「やんごとなき」と云う表現がピッタリなのだろうと感じた。


一昨日7日の夕方に、紀子様がご懐妊されたと報道された。

国会で応酬中の小泉総理が、その一報のメモを見た時の表情は、チョット不思議な顔だった。

小生は、紀子さんには、是非男子のご出産を望んでいる一人ですが、何よりも男子のご誕生を願っているのは、実は皇太子妃・雅子様ではないだろうか。

もし紀子さんに男子ご出産となれば、雅子さんに対するプレッシャーはなくなりながら、雅子さんは皇后の地位に着けるし、紀子さんは、皇后にも、皇太后と云う地位にも着けると云う、言わば一石三鳥の効果が期待出来る。

そうなれば、昨今喧しかった皇位継承の問題も、これから50年位は論議されることも無いだろう。

以外なことだけれど、海外でもこの問題については、可成り大きく取り上げられている。

皇室を持っている国は勿論だが、皇室がない国については、もっと感心が高いと報じられていた。


いずれ将来、どうしても男子がお生まれにならなかった時に、国民投票で決めたらどうだろうか。

何はともあれ、今国会での決定はなくなったことは、取り敢えずは良かった。

2006年02月08日

誕生日のプレゼント

今日は、一昨日撮った写真を、田原君が持って来てくれた。
期待通り、嬉しい出来映えであった。

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撮して貰った写真の全てを見て解ったことは、なんと酷い顔だろうか・・・と云うことだ。
僕は13年程前に、タバコを吸うのを止めてから、45kgだった体重が、
あれよあれよと云う間に、59kg迄膨らんでしまった。
ウェスト・サイズは、73cmだったものが、今は85cmである。
最近知り合った方々は、痩せていた頃を知らないので、今の方が良いと云ってくれるが、
当人は、昔の方が動きやすかったし、今よりはカッコ良かったと思っている。
だから今年の誕生日には、家族から「SLENDERTONE」と云う、お腹の脂肪を取る為の器具を買って貰った。

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生来の怠け者なので今までは、毎日必ず続けなければと云うので、長続きしないからだ。
はてさて、痩せられますやら・・・。

2006年02月06日

僕の写真を撮って貰いました!!

今日は、僕のホームページ作成の為の、写真撮影をした。
場所は、原宿で新しくオープンする、表参道ヒルズの前で。
道往く人がこちらを見るので恥ずかしかったが、モデルは悪いけどカメラマンが良いので、満足のいく出来映えの写真が撮れた。
今週末には、ご披露出来そうです。

撮影してくれた田原直さんは、芸術は爆発だぁ〜で有名な、故岡本太郎氏や、ヤマハの創業者の故川上源一氏等に可愛がられた人だ。
その彼が撮影後、こんなことを言った。
「老後と云う言葉があるけれど、それじゃあ老前は、どうなっているのだろう?」と。

僕の解釈では、退職して隠居生活に入った段階から始まると云うものだった。
しかし彼は、「老いるに、前も後もなし。馥郁たるかな。」と結んだ。
馥郁(ふくいく)とは、「良い香りの漂うさま」のことだ。
自分自身の存在が、人に喜びを与えて行きたいと彼は云いたいのだと、僕は解釈した。

素晴らしい友人から、素敵な言葉を貰った。

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2006年02月04日

「開運なんでも鑑定団」

行って来ました・・・「開運なんでも鑑定団」の撮影に!!

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テレビ・スタジオには、何度か行ったことがありましたが、楽屋入りは始めての経験でした。

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楽屋割は、ご覧の写真の様になってました。

僕は、撮影の前には、司会者が各ゲストの楽屋を廻って、挨拶をしたりするのかと思ってましたが、全くそんなことはなく、本番で始めて対面すると云う形式でしたので、ビックリしました。
ゲストは勿論ですが、島田紳助が、ゲスト本人の紹介ビデオを見た上で有る程度判断して、実に当意即妙の話芸をすることが、あの番組の可成り重要な要素になっているのだと、改めて感じました。
また出演された方々を、全て間近で拝見しましたが、前から言われている通り、テレビで見るよりも、太っている印象で見えたのは、何故なんでしょうか。
その中でも加藤紀子さんは、実際には凄い美人なのに、テレビだと大して綺麗に映らないのは、大きな疑問でした。
ホキちゃんの楽屋が、出入り口の処にあった為に、出演した方々は、ドアの前に佇む見たこともない人間である小生に対して、必ず「おはようございます!!」と挨拶して通り過ぎたのには、感激でした。
後は、2006年 2月28日(火)午後9時から、テレビ東京12chを、是非見て下さい。

ホキちゃんについての解説、ヘンリー・ミラー氏についての説明等、よくあの短い時間の中で纏めたものだと、感心しました。
ご担当下さった、杉山さんと田淵さんに、感謝 感謝でした!!
スタジオ内は撮影禁止でしたので、楽屋で撮った一枚です。
前回はお尻だけだったホキちゃんの、撮影後のチョットしゃれた一枚です。

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2006年02月03日

ブログを開設するにあたり…

僕は、一昨日(2006年1月30日)で、満58歳になった。

あっと云う間の58年間だ。

〈ポール・ジュネ(1823年〜1899年)の法則〉と云うのがあって、それは・・・

一年を分子として、自分の歳を分母として計算すると、時の経つ早さが計算出来ると云うものだ。
だから僕の場合には、1歳の赤ちゃんの、58倍の速度で時が流れていることになる。

そんな中、何か僕が残せることはないだろうかと考えていたら、
友人から、インターネットのブログを開始してみたらどうかとの提案があった。
自身の日記を開示し、見て戴くことで、色々なことが始まるとのこと。
僕の観察眼は、ちょっと違っているらしく、しかも付き合う人達の範囲が広い様で、その話が面白いと云うことだ。
自分では余り自覚は無いけれど、毎日感動・感激の連続する日々であることを望んで暮らしていることは間違いない。
それが証拠に、カメラは必ず1台は持ち歩き、何かあると直ぐにシャッターを切る。

と云うことで、始めてみました。
時には、その日にあったことではなく、想い出を語るかも知れません。

題名は、ズバリ・・・「おや・まぁ・へぇ」。

生活の中のチョットした驚きを、ご笑覧頂ければ、幸いです。

中村葵大 拝

サンデー・サイレンスの想い出

サンデー・サイレンス (サラブレッド) 1986年3月25日 米生まれ


競馬をしない僕が、この馬のことを知ったのは、持ち主である、吉田勝巳さんと知り合ったからだ。
吉田さんは、ノーザン・ファームのオーナーで、あの有名な社台ファーム3兄弟の、次男に当たる方だ。

このサンデー・サイレンスのことを知れば知る程、物凄い馬なんだと云うことが解った。

多分世界の競馬史上、最高の種牡馬と云うことだ。 (☆種牡馬とは、種馬のこと。) 

サンデー・サイレンスの子供や孫、更にその又玄孫が勝つレースが圧倒的に多く、
重賞レースと云われる枠順を観ると、半分以上がサンデー・サイレンスの子供であることが、度々あった。

参考ホームページ  http://www.makworld.net/horse/elder/sunday_silence.html

ノーザンファームに行った時、競馬に疎い僕でも知っている昔の名馬が沢山いて、大変楽しめた。
トニー・ビーンは、傍に行くと自ら寄って来て、舌を出すので、舌を引っ張ってやると、とても喜んだ。
トーカイ・テーオーは、「テーオー!!」と呼ぶと寄って来る。
メジロ・マックイーンは、すっかり白くなって、昔の斑点が無くなっていて、最初は解らなかった程だが、
呼べばちゃんとやって来て、身体に触ることさえ出来た。

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と云う様に、親しみ易い馬が多かった。
しかしサンデー・サイレンスだけは違っていた。

始めて行った時には繁殖期で、馬房から出て来たサンデーは、可成り興奮していた様子だった。
僕と写真を撮る為に立ち止まって貰うと、それが気に入らなかったらしく、手綱を持っていた青年の鎖骨辺りを、前歯で蹴り付けた。
歯で蹴り付けると云うのは、おかしな表現だが、それが一番適切な言葉である位の、行動だった。
思わず彼は、反射的にサンデーの顔を殴ったが、サンデーは、人間に殴られたって痛くないぞとでも云わんばかりで、「ふん!!」ってな顔をしていた。
その直後に撮った写真が、これだ!!
僕の腰が引けているのが、お解り頂けるだろうかσ(^。^;) 

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この後がまた凄かった。
サンデー・サイレンスは、頭が実に良いと云うを、まざまざと見せ付けられたシーンがあったのだ。
それが、繁殖シーン・・・有り体に言えば、SEXシーンの時であった。
例えば、ドクター・デビアスと云う馬の繁殖は、実に長時間かかる。
つまり興奮するのに、時間が必要なのだ。
大きくなって、さあ行くぞ・・・となっても、また・・・しなしなしなとなってしまう。

これが何度も続くのだ。
牧童の方達の御苦労は大変なものだが、事務所にいる女の子達は慣れたもので、「今日のドクターは、一時間位掛かりそうだね。」
等と会話が飛び交う程だった。

しかしサンデーは、馬房を出る時から徐々に興奮し始めており、その場所に入り雌の匂いを嗅ぎ始めると、更に興奮の度合いを増し、
勢子の方々ともちゃんと呼吸を合わせて、一気に雌馬の背中に上がり、あっと言う間に事を終える。
実に鮮やかな、所作であった。

2度目にノーザン・ファームに行った時、牧場でサンデーを呼んでみた。
「俺を呼ぶのは、誰だ?」とでも云っているかの様子でこちらを睨みながら、ゆったりと近づいて来る姿は、実に神々しいものであった。
近づいて写真は撮れたが、「俺に触ったら、許さねぇぞ!!」と云われている様な気がした。

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牝馬一頭への種付け金額も、推定で2,000万円位はあった様で、1シーズンに150頭位には種付けしていたので、
サンデー・サイレンスの稼ぐ年間粗利益金額は、30億円と云うことになる。
下手な上場企業でも、叶わない金額だ。

残念なことに、2002年8月19日11時 衰弱性心不全のため.亡くなった。

あの世で会えたら、「僕を覚えているかい?」と、訊いてみたいものだ。